日本語能力試験を受けにバスでワルシャワへ♪
12月の最初の日曜日に夫が日本語能力試験を受験するために、リトアニアからバスに乗ってワルシャワに行ってきた。
ヨーロッパでの受験地にアルメニアやタジキスタンがあって、リトアニアがないのはなぜなのか疑問だけれど。リトアニアから一番近い受験地は隣のベラルーシかワルシャワになる。
ベラルーシに行くにはビザを取得する必要があるため、ワルシャワでの受験を選択したのだった。
ヴィリニュスからワルシャワまで、Lux expressのバス会社を利用した。チケットは26歳までは10%の割引があったのでラッキーだった♪一人往復40ユーロほどで購入。
試験前日の土曜日早朝にヴィリニュスを出発。めちゃくちゃ寒い。
ワルシャワまで8時間の長旅なので、からあげや卵焼きやサンドウィッチを大量に作り遠足気分で持って行ったけれど、駅まで送ってくれた義両親もサンドウィッチを持たせてくれて(これまた大量)大荷物でバスに。
バスの中は、前にスクリーンがついていてインターネットや映画、ドラマも見られる。Wifiもサクサク動いて便利。コーヒーや紅茶も無料で飲み放題で、日本の高速バスよりずっと快適だった!
映画を見たり眠ったりしてたらあっという間にワルシャワに到着。
中央駅に面白い形状のドームのようなショッピングモールがあったり、高層ビルが多く建っていてヴィリニュスの町とは全然違う。久しぶりに都会に来て、少し心が晴れたのだった。(笑)
ホテルに荷物を置いてから、次の日の試験会場の確認をしにトラムに乗ってみることに。トラムの中は新しくて凄い綺麗。チケットをどこで刻印するか分からず夫と二人でうろうろ探してたら美人なお姉さんが丁寧に教えてくれたり、トラムから降りるときもドアがなぜか開かずわたわたしてたらおじいちゃんがドアを開けるためにボタンを押してくれたりして、親切な人が多い印象。
朝ごはんを食べに行ったカフェの店員さんもみんなにこやかだしフレンドリーで良い雰囲気だった。
試験当日は夫と一緒に試験会場まで行ったのだけど、そこに一人でいたリトアニア人の男の子と知り合いに。カウナスから夜行バスで来て朝の4時からずっと待っていたそうで、頭が全然働かないって言ってた。
でも彼ものすごい日本語が上手。佐賀の大学に留学してたらしく佐賀なまりの日本語で話してたのを聞いたときはなんだかほっこりしてしまった。
今回夫はN3を受ける。毎日少しずつ継続して勉強していたし、模擬テストもやってみて対策をしていたので落ち着いて受けられたよう。
3ヵ月後に分かる結果が楽しみ!
今回の一番の目的は日本語能力試験だったのでワルシャワの観光は出来なかったけれど、週末を利用してときどき遊びに行くのもいいな。