本当に美味しいものを食べている
リトアニアに来てびっくりしたのが、豚肉の美味しさ。
スーパーのお肉売り場に行くと大きな塊の肉がデーンと置いてあってなかなかの迫力。
近所のスーパーikiではbutcherのおじさんがどの肉が美味しいとか、この肉は固いだとか教えてくれるので親切。
よく買う豚肉の1つは「Nugarinė」豚ロース肉。大体1キロ5.5ユーロぐらい。
これが柔らかくて、脂が薄くのっていてめちゃくちゃ美味しいのです。
塩胡椒だけして焼いて食べると豚肉の旨みがよく分かる。
大体同じ値段で、豚肉のテンダーロイン「Išpjova」も買える。
一本丸ごと買ってローストポークもどきをよく作ってお弁当に入れてます。
他に「Sprandinė」と呼ばれる豚の首の肉もバーベキューでグリルにして食べると程よく脂があってとても美味しい。
肉だけじゃなくて、リトアニアは普通のチーズも美味しい。
初めてリトアニアに来たときにチーズの美味しさに感動して、それから毎日ひと塊りぐらい食べてたっけ。
日本で売っている加工したプロセスチーズなんてもう二度と食べられないなと思う。
リトアニアで食べられてるものって余計な添加物とか入れなくてすごい美味しい。
パンだって日本の人気のパン屋みたいにいろいろな種類のお惣菜パンがあったりするわけじゃないけど、そのままの味がとても美味しく感じる。
料理の味付けだって至ってシンプル。
夫のおばあちゃんが誰かの誕生日に作ってきてくれる料理も、鶏の手羽元と塩とローリエだけの味付けなのにすごい旨みのある味で。
みんなそういったものを普段から食べてるから食のクオリティが高い。本当に美味しいものを食べてる。
リトアニアでの生活は制度面でイライラすることもあるけど、食べ物は豊かだなぁ。