狙ったように快晴〜!で結婚式
書きそびれていた義妹の結婚式。
ヴィリニュスは連日の雨から1日だけ狙ったかのように快晴となり先週末に無事行われた。
義妹の結婚式、これは大きなサプライズだった。
今年の5月頃だったっけ、義両親の家に遊びに行くといつも居るはずの義妹の姿を見かけない。
いつも義両親の家に行くと大抵自分の部屋でスカイプしてる義妹なので今日もそうだろうと思ったけど義父に聞いてみたら、一言「日本に行ったよ。」と。
それは旅行で?!とか、意味がよく分からなくて詳しく聞きたかったんだけど、義父がそれについて話したがらないような感じを察して何も聞かなかった。
後でルーさんが義ママに聞いたら義妹は日本人の男性と一緒に日本に行ってしまったという。
その時は驚きよりも、どうしてルーさんと私に日本に行く前に何も言ってくれなかったんだろうって悲しかったのが大きかった。
もやもやっとしていたところで、日本で結婚した義妹夫婦はリトアニアで結婚式を挙げるという。
日本からリトアニアに帰ってきて、挙式まで2週間の間で教会の申込みやリムジン、会場の手配の準備をしなければいけない義妹はすごく忙しそうだった。
自分が住んでいるところにある教会以外の教会で結婚式を挙げたいときは、司祭から特別な許可が要る。それに2週間くらいかかるし、旦那さんはカトリックではないのでカトリックについての講習を教会で受けなければならない。
挙式まで時間がないので希望の教会では申込みが出来なかったみたいだけど、当日義妹の旦那さんとご家族にお会いして幸せそうな義妹を見たら安心した。
日本の肉は美味しくないとか、水が合わないとかいろいろ不便なことはあるみたいだけど、頑張って日本で幸せに暮らしてほしいなぁ
左から私、義妹、友人、義妹の旦那さんのお姉さん
一回目の結婚記念日
先週末は一回目の結婚記念日をお祝いして、ルーさんと旧市街に古くからあるイタリアンレストランに行ってきた。
ルーさんは運転だし、自宅は旧市街から結構離れててタクシーかバスを使って行くのも億劫っていうのもあり
休みに旧市街で飲んでデートするっていうことが今までなくて、とても新鮮だった。
自宅の近くの森が茂った川沿いに、美味しくて雰囲気が抜群に良いリーズナブルかつお洒落なレストランがあるので、いつもそこに行ってしまうというのもあるのだけど。
そのレストランはまた後日ご紹介。
私たちはバスで旧市街へ。
レストランの近くのバス停で降りてゲディミノス大通りを散歩したあと、小高い丘の上にあるゲディミノス城に登ってお腹を空かせることに。
ゲディミノス城の周りに生えてた木を伐採したら丘の地面が崩れ始めたとかで、現在工事中みたいになってたけど観光客のみなさんはそんなのお構いなしに柵を抜けて登ってた。
週末に旧市街に来ることがあまりないから、大聖堂の周りにこんなにたくさんの人が集まってるのが不思議で、ヴィリニュスの総人口がここに今集まってるんじゃないかっていうくらい。
空気がもう秋の感じなんだけど、日差しが暖かくて気持ち良かった。
その後で、レストランへ向かった。ずっと工事してて、新しくなった通りにある「Da Antonio」というイタリアンレストラン
サービスでついてくるパンが程よい塩加減でめちゃくちゃ美味しくて、普段パンは食べないのにバクバク食べちゃった・・・
お店の人が料理にコショウをかけるか聞いてくれるんだけど、お願いするとなんかお笑いグッズみたいなものスゴイデカいペッパーミルを持ち出してコショウをかけてくれて、思わず笑ってしまった。そんなの売ってるんだ。
2人でシェアしようと思って一つだけ頼んだパスタ。運ばれてきたとき二人分のお皿で持ってこられたので、一つだけ頼んだのになって思ったらもう既に二人分にシェアして持ってきてくれてた。嬉しい気遣い。
トリュフのクリームがすごい味があって美味すぎ。
私が頼んだメインは、鴨のレバー。全然臭みがなくて口の中でふわっととろけて甘めのソースとすごい合う。これまた美味しい。
デザートはこのティラミス。ラーメンどんぶりに入ってすごい量。
上にかかってるのはココアパウダーではなくラズベリーのパウダーで甘酸っぱくて美味しい。甘さ控えめでコーヒーの苦みがラズベリーと合って美味しすぎて満足。
普段レストランに行くことはあまりないので美味しいものを食べながら、ルーさんとこの1年間嬉しかったことや大変だったことなどを振り返って久しぶりにゆっくり話せてとても幸せでした。
この国でダイエットは・・・難しい!
というのは、食べ物が美味しすぎるって言うのと、脂肪分が多いから。
昨年、結婚式のために約1年かけて10キロのダイエットに成功した私。
もともとどれだけ太ってたんだって感じだけど・・・
結婚式で綺麗にドレスを着たい、このままじゃいけない!と思ってダイエットを始めた。
元々、運動は嫌いじゃなくてよく週末は往復8時間程度の登山に行ったり、プールでよく泳いだりしてスポーツは日常的にやっていたつもり。
だけど、それ以上に食べてた・・・
職場でも、お昼にお弁当を食べた後に何か物足りなくなってパン屋さんにパンを買いに行ったりして、今考えると本当にヤバい。
腹10分目まで食べてたし。
そんな感じで、手っ取り早く糖質制限で落とそうと思って朝昼晩の主食を抜いた。
食事は野菜と肉、魚、卵、チーズ中心。野菜も糖質の多いジャガイモとかトマトとか玉ねぎは食べない。
インスタグラムでダイエットに励んでる人たちの投稿を参考にしたりして高野豆腐とおからはよく食べてた。
MEC食とかケトジェニックとかいろいろ本が出てて紹介されてたけど、そんな感じのを適当に自分なりにアレンジして実践してみた。
それと同時に毎日12km程度自転車に乗るのと、ときどきプールに泳ぎに行ったりしてたら、みるみる体重が落ちていくし、身体もお腹とか太ももが細くなってきて順調だった。
毎日体重計に乗って100g単位で一喜一憂してたなぁ〜
結婚式にはもうちょっと引き締めたかったけど、まあ大体満足いくぐらい落とせたので成功と言えるかな。
その後。
リトアニアで暮らし始めて、まずチーズの美味いこと。
すごいハマっちゃって、糖質制限的にはチーズは糖質少ないしいいか〜とか思って毎日ひと塊りぐらい食べてた・・・(笑)
それと、リトアニアの人たち。
やたらとサワークリームを料理にかける。スープにも入れるし、ブリヌイと呼ばれるクレープにも必ず。
両親の家に遊びに行ったとき、ママがVarškė sūrisっていうカッテージチーズみたいなやつの上にバターをひと塊りのせて塩をかけて食べてたのを見てたら、私にも味見してみるように言ってくれたんだけど、これはちょっと・・・重すぎる。(笑)
だけどそんな食生活にも段々と慣れて美味しく思えてきて、結婚式も終わったしダイエットもそんなに頑張らなくていいやって考えてたら、みるみるお腹に脂肪が付いてきた。
これはマズイと思って、またダイエットの意識で生活することに。
今では主食はほとんど食べてなくて、肉とサラダとたまに魚だけ。リトアニアで魚は高いから時々。買うのは大体いつも鯖。
主食を摂るときは、Grikių košėっていう蕎麦の実を炊いて食べる料理があるんだけど、それをよく食べる。栄養もあるし、GI値が低い。
私と反対に旦那さんはご飯とかパンとか食べるようにしてるけど、どれだけ食べてもいつも細い。
羨ましい体質。
秋になってまた自転車の季節がやってきたから、冬になる前にもう一絞りしなきゃ〜!
語学学校再開!
気づけばもう夏が終わって、肌寒くなって風が秋の感じ。
Lietuvaという国名の通り、ここ最近毎日雨。
朝も起床する頃はまだ真っ暗でこのままなが〜い冬に向かって行くんだなぁとちょっとどんより。
そんなこんなですが、今学期から再びヴィリニュス大学でリトアニア語の語学コースに行くことにしました。
15時に仕事を終えた後で夜のコース。
自宅はオールドタウンから真上に8kmほど北に行ったところにあって、乗り降り含めるとバスで1時間ぐらいかかるので結構遠い。
仕事から帰ってきて授業に行くとなると、1日にオールドタウンまで2往復しなくちゃいけないなんてちょっと大変だけど、まぁ段々に慣れるでしょう。
先日、最初のミーティングでクラスを決めるテストを受けてきた。
前の学期でビギナーコースを教えてた先生と会えて、今働いててまた大学に学びに来たと言ったら凄い喜んでくださって、本当に良い先生。
夜のコースだけど、文字通り老若男女さまざまで結構たくさんの生徒!
なんと結果は、一番上のAdvanceクラスに入ることに。
前学期で全くの初心者コースから始まったのに次の学期でAdvanceクラスってなかなか自分凄いなって思っちゃったけど、
書くことと読むことは得意だからか、テストはそんなに難しくなかったものの・・・話すことは本当にヒドイ。
だから、一番上のクラスと聞いて自信がない。ついていけるのだろうか。
とりあえず明日は最初の授業があるので、様子を見つつ行ってみよう。
そして今週末は義妹の結婚式があるので、凄く楽しみ💗
トラカイでプライベートビーチならぬ、Private lakeを楽しむ
先日、夫の会社の社長が仕事をやめることになったということでそのお別れパーティーに夫と一緒に参加してきた。
夫の会社はリトアニアでは大きな会社で、この社長が一から始めた会社らしい。
一からと言ってもまだ35歳とか若い人で、すごいお金持ちだろうけど着てるものとか普通だし、言ってみれば全然社長らしくない。
いつも会社の近くの狭いゴミ捨て場の近くに自分のポルシェ駐車してるし。
夫はパーティーとかのイベントが嫌いなタイプで、会社では毎週と言っていいくらい何かしらのパーティーがあるみたいだけど今まで一度も行ったことはない。(笑)
私の事一人で残すこと気にしてるなら、気にしないで行ってきていいよと言ってるのだけど、それなら家に居たいらしい。
そんな夫が、今回のパーティーはすごくお世話になった社長のパーティーだからと参加を決意したよう。
会場はトラカイにある社長のサマーハウス。目の前にはprivate lake付き♪
バーニャ(ロシアとかで有名なサウナみたいなやつ)もあるし、プールもテニスコートもバスケットコートだってある。すごい広い敷地。
住所ないから場所がよく分からないし、途中すごい砂利道を延々と進んで本当にこの先に社長の別荘あるの?って感じだったけど、いきなりすごい豪邸が現れてビックリ。
到着すると、すでに何人か同僚の人たちが集まってて違う部署から何人かずつ招待されたみたい。
夫のいるプログラミングセクターからは一人部長が来て2人。
みんな来て早々水着に着替えて湖に飛び込んで行った(笑)上がってきたらバーニャに入って物凄い汗をかいてまた湖に、って繰り返しで・・・すごい痩せそう。
私たちは何も用意をしてこなかったので、そんなみんなの様子を遠くから眺めていました。
お酒飲んだり、めちゃくちゃ美味しいハムを食べ
湖でボート漕いだり
卓球大会に参加したりそれぞれみんな思い思いにゆっくり楽しみました。
リトアニア女子のお洒落事情
リトアニアの女子たちは背が高く、スラっとしている人が多くてあまり太っている人を見かけたことがない。
そんな中で、身長155cmの私が道を歩いていると逆に目立つこともある。
そんな女の子たちのファッション、ほとんどみんな同じ格好。
黒のライダースジャケット、白のTシャツ、黒スキニー、フラットシューズ
高山のようなアイブロー
ヘアスタイルは、バリカンでカットしたバッサリ横一直線ロングヘアー!これがまたみんな髪サラサラ。
ロングヘアをバリカンでカットは美容室で最初物凄く驚いた・・・だけどヨーロッパでは普通のカットスタイルみたい。
黒だけなのに、スタイルが綺麗だからすごいきまってる。
ワンピースでも体のラインがはっきり分かるようなぴっちりしたものを着てる人が多い。
ジムに行くと、滝汗を流しながらトレーニングをしてる綺麗な女の人が多くて、やっぱりちゃんと努力してるんだな〜
若い人たちは、シンプルでカジュアル。色も黒、グレー、ネイビー、白、カーキとか落ち着いた色が多い。
日本では花柄とかヒラヒラした細かいディテールの可愛い服を着てる人がたくさんいるけど、鮮やかな花柄のワンピ着てるのはこちらではむしろ年配の方。
おばあちゃん達、お洒落な人が多い。冬になるとおばあちゃん達がベレー帽をよく被っているのを見かけます。それがカラフルでKalvarijų市場とか歩いていると可愛いくて楽しい。
冬は厳しい寒さだからお洒落とか言ってられないし、みんな暖かくなって思いきりお洒落を楽しんでるみたい♪
本当に美味しいものを食べている
リトアニアに来てびっくりしたのが、豚肉の美味しさ。
スーパーのお肉売り場に行くと大きな塊の肉がデーンと置いてあってなかなかの迫力。
近所のスーパーikiではbutcherのおじさんがどの肉が美味しいとか、この肉は固いだとか教えてくれるので親切。
よく買う豚肉の1つは「Nugarinė」豚ロース肉。大体1キロ5.5ユーロぐらい。
これが柔らかくて、脂が薄くのっていてめちゃくちゃ美味しいのです。
塩胡椒だけして焼いて食べると豚肉の旨みがよく分かる。
大体同じ値段で、豚肉のテンダーロイン「Išpjova」も買える。
一本丸ごと買ってローストポークもどきをよく作ってお弁当に入れてます。
他に「Sprandinė」と呼ばれる豚の首の肉もバーベキューでグリルにして食べると程よく脂があってとても美味しい。
肉だけじゃなくて、リトアニアは普通のチーズも美味しい。
初めてリトアニアに来たときにチーズの美味しさに感動して、それから毎日ひと塊りぐらい食べてたっけ。
日本で売っている加工したプロセスチーズなんてもう二度と食べられないなと思う。
リトアニアで食べられてるものって余計な添加物とか入れなくてすごい美味しい。
パンだって日本の人気のパン屋みたいにいろいろな種類のお惣菜パンがあったりするわけじゃないけど、そのままの味がとても美味しく感じる。
料理の味付けだって至ってシンプル。
夫のおばあちゃんが誰かの誕生日に作ってきてくれる料理も、鶏の手羽元と塩とローリエだけの味付けなのにすごい旨みのある味で。
みんなそういったものを普段から食べてるから食のクオリティが高い。本当に美味しいものを食べてる。
リトアニアでの生活は制度面でイライラすることもあるけど、食べ物は豊かだなぁ。